当社は、まぐろの加工販売で40年の歴史を持つ「北州食品」と、マルハニチロのグループ企業で水産物の商事を行っていた「新洋商事」の合併会社「MNリテールサービス」を前身として持ちます。2社が培ってきた技術や伝統を受け継ぎながら、2016年に現社名となり、マルハニチログループの一員として、そのグループ理念である「本物・安心・健康な食を提供を通じて、人々の豊かなくらしとしあわせに貢献する企業」であることを実践しています。
札幌、仙台、焼津に自社工場を持ち、まぐろを中心として様々な魚を付加価値の高い製品として生産しています。冷凍まぐろを卓越した技術でカット、ロインや大きなブロックはもちろん、お客さまからの注文に応じて店頭で使われる柵に切り分けます。「核家族化」や「少子高齢化」「女性の社会進出」など社会情勢の変遷に伴って、市場環境やニーズはめまぐるしく変化しています。当社ではそれらの時代背景から生じる多様性、小分けといった食のニーズに応えるため、個食タイプの、ねぎとろや丼の具材、手切りをはじめとする多品種・高品質な製品に加工し、お届けしています。
おかげさまで、鮮魚・冷凍魚などの原料調達から加工、販売に至るまで一貫して製品づくりができること、個食対応や手切りなど、バリエーション豊かな製品加工に対応できること、当社が誇るこの2つの強みに高い評価を頂戴し、幅広い業種業容のお客様よりご用命ご購入頂いております。

今後もまずは強みとするまぐろ事業で当社の存在感を高め、マルハニチログループにおけるまぐろ加工事業の強化をめざしてまいります。また、培ってきた個食対応のノウハウを基盤にお客様の多様なニーズや時流に合わせた製品・技術開発にも力を入れ、水産加工品の可能性を切り拓くべく「開発提案型企業」へ邁進してまいります。マルハニチログループのスローガンである「世界においしいしあわせを」を実現し、社会に貢献できる企業として歩むマルハニチロリテールサービスを末永くお引き立てくださいますよう、お願い申し上げます。

株式会社マルハニチロリテールサービス
代表取締役　社長　市川德英

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